2026年7月10日
潰瘍性大腸炎についてまとめました
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潰瘍性大腸炎ってどんな病気?
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症が起こり、びらん(粘膜のただれ)や潰瘍(粘膜のはがれ)などを生じる炎症性腸疾患と呼ばれる病気の一つです。
潰瘍性大腸炎のびらんや潰瘍などの病変ができる場所は、大腸に限られます。通常、病変は肛門に近い直腸から始まります。口側(上の方)に連続的に広がっていき、大腸全体が侵されることもあります。一方、病変が直腸にとどまる場合や、大腸の左側だけにとどまる場合もあります。
潰瘍性大腸炎は一度発症すると、下痢や血便などの症状がある状態(活動期)と、治療により症状が治まった状態(寛解期)を繰り返します。
現時点では、病気の原因が解明されていないため、完治する治療法はありません。しかしながら、規則正しい生活とお薬による治療により、長期間にわたり寛解期を維持できている人もたくさんおられます。
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どんな症状が出るの?
潰瘍性大腸炎の症状として、腹痛とともにゼリー状の粘液が排便時に多く出たり、下痢になったりします。しだいに粘液の量が増え、それに血液が混じったり(粘血便)、血便が出たりします。そして、さらにひどくなると、1日に10回以上も粘血便や血便が出る場合があります。
このほか、発熱や体重減少などの全身的症状や、まれに便秘が起こることもあります。
潰瘍性大腸炎では、これらの症状が悪くなったり(再燃)、良くなったり(寛解)を繰り返すことが特徴です。
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潰瘍性大腸炎の診断方法は?
潰瘍性大腸炎のほとんどの患者さんは、粘血便や血性下痢などを起こして来院します。診断は、まず現在の症状や経過及び過去の病歴などの質問に答えていただく問診から始まります。
それとともに、症状が似ている感染症腸炎などのほかの病気と鑑別するための検査も行われます。
その後、大腸のより詳しい状態を知るために、大腸内視鏡検査などの画像検査が行われ、他にも便潜血検査や、炎症反応を知るための血液検査などが行われます。潰瘍性大腸炎は、これらの検査結果から、総合的かつ慎重に診断されます。
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どんな治療をするの?
潰瘍性大腸炎の治療には、内科的治療と外科的治療がありますが、基本的には薬による内科的治療(薬物療法)が行われます。
内科治療には、「寛解導入療法」と「寛解維持療法」があります。
①寛解導入療法
軽症の患者さんでは、外来での5-ASA製剤による治療が基本となりますが、全身症状を伴う中等症や重症の患者さんでは、入院のうえ、心身の安静を保ち、副腎皮質ステロイド、血球成分除去療法、免疫調節藥、各種抗体製剤などによる治療が行われます。
多くの患者さんでは、これらの症状で症状が消失し寛解に至りますが、重い合併症が生じたり、これらの薬物療法が効かなかったりした場合には、外科的治療(手術)が選択されることもあります。
②寛解維持療法
通常、いったん寛解導入できた患者さんには、寛解状態維持のために5-ASA製剤などによる寛解維持療法が行われます。
なお、治療に用いられる薬には、同じ成分でも、注射剤や飲み薬もあれば、肛門から薬を投与する坐剤や注腸剤などの局所調剤もあります。
それぞれに薬の届く範囲も違いますので、重症度や病変範囲に合わせて投与経路の異なる薬を組み合わせることもあります。
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都営新宿線菊川駅より徒歩2分、菊川内科皮膚科クリニックです。
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