便秘症
便秘症
便秘で悩んでいても、「昔からだから」「体質だから」と、そのままにしている方は少なくありません。
たしかに便秘はよくある症状ですが、いつもの便秘と思っていたものの中に、腸の動きの乱れだけでなく、生活習慣の影響や大腸の病気が隠れていることもあります。
特に、最近急に便秘になった、以前より便が細くなった、お腹の張りが強い、腹痛がある、便秘と下痢を繰り返すといった場合は、一度きちんと確認しておくことが大切です。
当院では、便秘を単なる整腸の問題としてだけではなく、消化器の症状のひとつとして診ています。
長引く便秘や、今までと違う便通の変化が気になる方は、お気軽にご相談ください。
便秘というと、「何日も便が出ないこと」と思われがちですが、それだけではありません。
毎日排便があっても、便が硬い、強くいきまないと出ない、出ても残っている感じがする、排便に時間がかかるといった状態が続いている場合、それは便秘症状と言えます。
また、便秘が続くと、お腹の張り、腹痛、食欲低下、気分の重さなどにつながることもあります。
排便の問題だけでなく、毎日の過ごしやすさにも影響してくるため、我慢しすぎないことが大切です。
便秘の原因はひとつではありません。
日常生活の中では、次のようなことが関係している場合があります。
一方で、生活習慣だけでは説明できない便秘もあります。
たとえば、腸の動きが弱くなっている、便が出口で出しづらくなっている、薬の影響がある、糖尿病などの全身状態が関係している、といった場合です。
さらに、大腸ポリープや大腸がんなどで腸の通り道が狭くなり、便が出にくくなることもあります。
そのため、「便秘=食生活のせい」と決めつけず、症状の出方や経過をみることが大切です。
便秘には、一時的なものもあれば、詳しく調べたほうがよいものもあります。
たとえば、旅行や生活リズムの変化、食事内容の乱れで一時的に便が出にくくなることがあります。こうした場合は、生活が整うと改善することもあります。
一方で、次のような便秘は注意が必要です。
こうした変化があるときは、ただの便秘として済ませず受診をしましょう。
「いつものこと」と思っていたら、実は別の病気が背景にあった、ということもあります。
便秘の背景に、大腸の病気が隠れていることがあります。
特に、大腸がんや大腸ポリープなどでは、便通異常、便が細くなる、残便感、お腹の張り、腹痛などが症状としてみられる場合があります。
もちろん、便秘があるからといって、すぐに大腸がんというわけではありません。
ただ、今までと違う便通の変化があるときは、原因をきちんと見ておくことが大切です。
便秘で次のような症状がある場合は、受診をおすすめします。
特に、血便、体重減少、強い腹痛を伴う場合は、便秘以外の病気も含めて考える必要があります。
「しばらく様子を見よう」と我慢せず、早めに相談していただくほうが安心です。
便秘の診療では、単に「何日に1回出るか」だけでなく、排便のしづらさ、便の硬さ、お腹の張り、腹痛の有無、生活習慣、食事内容、服薬状況などを丁寧に確認します。
便秘は人によって困りごとが違います。
回数が少ないことに悩む方もいれば、出ても残っている感じがつらい方、仕事や外出に支障が出ている方もいます。そのため、症状の出方に合わせて考えることが大切です。
また、必要に応じて、ほかの病気が隠れていないかを確認することも重要です。特に、便通異常が続いている方や、大腸の病気が心配な方では、より詳しい検査を検討することがあります。
便秘症の方すべてに大腸カメラが必要というわけではありません。
ただし、次のような場合には、大腸カメラで確認した方がよいことがあります。
特に、長期間便秘が続いている方や、年齢とともに便通が変化してきた方で、これまで一度も大腸カメラを受けたことがない場合は、一度検査についてご相談ください。
日数だけで決まるわけではありません。
毎日出ていても、便が硬い、出しにくい、残便感があるなど、つらさが続いていれば便秘として考えます。
一時的に使うことで楽になることはありますが、長く続けている場合や、薬がないと出ない状態が続いている場合は、一度相談したほうが安心です。
背景にほかの原因がないかを確認することも大切です。
便秘だけでなく、過敏性腸症候群など別の状態が関係していることがあります。
便通が安定しない状態が続くときは、自己判断せず一度ご相談ください。
便秘でも細く感じることはありますが、大腸の病気が関係していることもあります。
以前より明らかに細くなった、続いているという場合は、一度確認したほうが安心です。
あります。
血便、体重減少、便が細い、便秘と下痢を繰り返すなどの症状がある場合や、大腸の病気が心配な場合には、大腸カメラを検討することがあります。
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