シックデイ・糖尿病
シックデイ・糖尿病
糖尿病の治療を続けていると、「今日は食事があまり取れなかったけれど、薬はいつも通りでいいのかな」「冷や汗やふるえが出たけれど、少し休めば大丈夫だろうか」「発熱や下痢があるけれど、このまま様子を見てよいのかな」と迷うことがあります。
そんなときに知っておきたいのが、低血糖とシックデイです。
どちらも、糖尿病のある方にとっては身近な体調変化ですが、軽く考えてしまうと悪化につながることがあります。反対に、早めに気づいて対応できれば、重症化を防ぎやすい状態でもあります。
当院では、糖尿病治療中の体調不良について、「今の状態は受診が必要なのか」「薬や食事のことで気をつけることはあるか」といった不安も含めてご相談いただけます。
低血糖とは、血糖値が下がりすぎた状態のことです。
糖尿病治療中の方に起こることがあり、特にインスリン注射や一部の糖尿病治療薬を使っている方では注意が必要です。
低血糖というと、突然重い症状が出るイメージを持たれるかもしれませんが、実際には最初のサインは比較的分かりやすいこともあります。たとえば、急に冷や汗が出る、手がふるえる、動悸がする、強い空腹感がある、なんとなくだるい、といった変化です。
こうした段階で気づければよいのですが、そのまま進むと、頭がぼんやりする、集中しにくい、力が入らない、ふらつく、受け答えがおかしいといった症状が出ることがあります。さらに重くなると、意識がもうろうとしたり、けいれんを起こしたりすることもあります。
本人が「少し変だな」と気づけることもあれば、周りのご家族や職場の方が先に気づくこともあります。
「今日は様子が違う」「急に元気がなくなった」「会話がかみ合わない」と感じたときは、低血糖の可能性も考えることが大切です。
シックデイとは、糖尿病のある方が、発熱、かぜ、下痢、嘔吐、食欲不振などによって、普段どおりに食事が取れない状態のことをいいます。
体調を崩している日、という意味で使われる言葉ですが、糖尿病治療中の方にとっては特に注意が必要な状態です。
「食べていないのだから血糖は下がるだけでは?」と思われることもありますが、実際にはそう単純ではありません。感染や炎症、脱水の影響で、血糖値が高くなることもあれば、反対に食事量の低下で低血糖を起こしやすくなることもあります。
つまりシックデイでは、低血糖にも高血糖にも注意が必要で、いつもの感覚だけでは判断しづらいことが少なくありません。
特に、何度も吐いてしまう、下痢が続く、水分がほとんど取れない、熱がなかなか下がらないといった場合には、体の負担が大きくなります。
糖尿病のない方でもつらい状態ですが、糖尿病治療中の方では、血糖の乱れや脱水が重なることで、さらに具合が悪くなってしまうことがあります。
体調を崩したときは、可能であれば血糖値を普段よりこまめに測定し、脱水を防ぐために少量ずつ水分を取ります。
糖尿病の薬は、薬の種類や普段の治療内容によってシックデイ時の対応が異なります。食事が取れないからといって、すべての薬やインスリンを一律に中止することはできません。一方で、脱水時に使用を続けることで危険性が高まる薬もあります。
食事や水分が取れない場合は自己判断で薬を調整せず、早めに医療機関へご相談ください。
低血糖が起こりやすいのは、食事量が少ない日、食事の時間が遅れた日、朝食を抜いた日、いつもより運動量が多かった日、飲酒をした日などです。
「薬が合っていない」というより、普段と違う生活リズムがきっかけになって起こることもよくあります。
一方、シックデイは、かぜや胃腸炎などの感染症、発熱、強い疲労、下痢、嘔吐、食欲低下などをきっかけに起こります。
食事や水分がしっかり取れないときは、思っている以上に体のバランスが崩れやすくなります。とくに高齢の方や、もともと食が細い方では、悪化が早いこともあります。
「少し体調を崩しただけ」と思っていても、糖尿病治療中であれば慎重に見たほうがよい場面があります。
普段と違う体調のときほど、無理をせず早めに相談することが大切です。
次のような症状があるときは、低血糖やシックデイを含めて注意が必要です。
こうした症状があっても、少し休んだら落ち着くことがあります。
ただ、落ち着いたように見えても繰り返す、以前より症状が強い、いつもと様子が違うという場合は、そのまま自己判断で済ませず、医療機関を受診してください。
意識がはっきりしていて、ご自身で飲食できる場合は、ブドウ糖やブドウ糖を含む飲料などを摂取し、安静にして症状の改善を確認します。
砂糖を含まない飲料や人工甘味料だけでは、低血糖の改善にはつながりません。また、α-グルコシダーゼ阻害薬を服用している方は、砂糖ではなくブドウ糖を摂取する必要があります。
症状が改善しない場合や、いったん改善しても再び症状が出る場合は、医療機関へご相談ください。
意識がもうろうとしている、呼びかけに反応しない、けいれんしている場合は、誤嚥の危険があるため、無理に食べ物や飲み物を口に入れず、救急車を要請してください。
低血糖やシックデイでは、「どこまで様子を見てよいのか」が分かりにくいことがあります。
受診を考えたほうがよいのは、たとえば次のようなときです。
また、意識がもうろうとしている、呼びかけへの反応が悪い、けいれんがあるといった場合は、早急な対応が必要です。
「もう少し様子を見よう」と無理をせず、早めに医療機関へ相談してください。
当院では、内科・糖尿病内科を掲げ、糖尿病治療中の体調不良についてご相談いただけます。
低血糖が疑われる症状、発熱や胃腸症状を伴うシックデイ、食事が取れないときの不安など、患者さんごとに状況はさまざまです。
「このくらいで受診していいのかな」と迷う段階でも、相談していただく意味があります。
今の症状がどの程度注意すべき状態なのか、受診が必要なタイミングなのか、ほかの病気の可能性も含めて確認しながら対応を考えていきます。
当院は、都営新宿線「菊川駅」A2出口から徒歩2分の場所にあり、平日に加えて土曜・日曜午前も診療しています。
墨田区菊川、森下、清澄白河、住吉周辺で、糖尿病治療中の体調変化に不安がある方は、お早めにご相談ください。
低血糖では、冷や汗、手のふるえ、動悸、強い空腹感、だるさなどがよくみられます。
もう少し進むと、ぼんやりする、頭が働かない、ふらつく、会話がかみ合わないといった症状が出ることもあります。
「何となくいつもと違う」「急に力が入らない」と感じたときも、低血糖のサインであることがあります。症状が強いときや、何度も繰り返すときは、早めにご相談ください。
シックデイとは、糖尿病のある方が、発熱、かぜ、下痢、嘔吐、食欲不振などで、普段どおりに食事が取れない状態のことです。
少し体調が悪いだけに見えても、食事量や水分量が落ちることで血糖値は乱れやすくなります。
低血糖だけでなく、高血糖や脱水につながることもあるため、いつもより慎重に体調を見ることが大切です。
食事がほとんど取れない日に、薬をいつも通り使ってよいか迷う方は少なくありません。
ただし、薬の種類や普段の治療内容によって対応が変わるため、自己判断で続けたり中止したりするのは注意が必要です。
特に、吐き気や下痢がある、何も食べられない、水分も十分に取れないというときは、早めに医療機関へご相談ください。
「この程度なら大丈夫かな」と迷う段階でも、相談しておくと安心です。
低血糖の症状が何度も起こるとき、症状が改善しにくいとき、発熱や嘔吐、下痢が続くとき、食事や水分が十分に取れないときは、受診をおすすめします。
また、意識がもうろうとする、呼びかけへの反応が悪い、けいれんがあるといった場合は、急いで対応が必要です。
「少し様子を見よう」と無理をせず、早めに相談することが大切です。
冷や汗をかいている、急にぼんやりしている、受け答えがおかしい、ふらついているといった様子があれば、低血糖の可能性があります。
本人が大丈夫と言っていても、普段と違う様子があれば注意が必要です。
意識がはっきりしない、呼びかけへの反応が悪いときは、無理に食べさせたり飲ませたりせず、すぐに医療機関へ相談してください。
ご本人だけでなく、ご家族が異変に気づくことも大切です。
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