2026年7月10日
皮膚炎をおこす海洋生物についてまとめました
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暖かい季節になると、海辺に出かけて遊ぶ機会が多くなってきます。海は太古の昔すべての生命の源であり、その中には数十億以上の生物が住んでいるといわれています。大自然の中でさまざまな生物に出会い、その生態を観察することはとても楽しいものです。しかし海に住む生物の中には鋭い歯や毒針をもち、不用意に近づくと私たちの身体を傷つけるものも少なくありません。ちょっとした油断が事故を招いてせっかくの楽しい海辺のひとときが台無しになることがあります。
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海洋生物による身体への被害
海辺にいる生物で私たちの身体を傷つけるには次のような種類があります。
①外形態の一部に有毒器官をもつもの
オニヒトデ、ガンガゼ、オニオコゼなどのように鋭い毒棘を持っていて、刺すことによって相手に被害を与えます。海洋生物による被害の多くは有毒器官による受傷です。刺されると痛いのはもちろん、受傷程度によっては死亡することさえもあるので十分気を付ける必要があります。
②物理的な危害を与えるもの
ウツボのように多くの歯で噛んで毒害のない大きな傷を負わせるもの、マダラウミヘビのように数本の毒牙で咬むために少しの出血を伴う小さな傷でも猛毒によって重症にさせるもの、アカエイのように両側がノコギリ状の棘で刺した跡を大きく拡げるものや、ほかにも噛んで毒を注入したり、棘による刺傷を負わせたり、強力なあごで噛んで時には指を嚙みちぎったりするなど物理的な危害を与えるものです。しかしこれらの生物の場合こちらから刺激を与えない限り攻撃してくることは少ないとされています。万一、出会ってしまったときは相手を刺激しないように十分注意しましょう。
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楽しく遊ぶために知っておきましょう
海辺には私たちに危害を与える生物がたくさんいますがだからといって怖がる必要はありません。多くの場合こちらの注意次第で危険を回避したり、被害を少なくすることができます。
①相手を知る
どのような生物が私たちの身体を傷つけるものなのかを知り近づかないようにすることが大切です。
②生態を知る
生物によって活動場所、活動時期、活動時間はまちまちです。危険な生物がいつ頃どこに出現するのかということを知ると大変対応しやすくなります。
③ちょっかいを出さない
「危険な生物」といってもそれはあくまで私たち人間を中心とした考え方です。それらの生物が刺したり、噛んだり、毒を持ったりするのは外敵から身を守るためなど生きるための戦略なのです。
攻撃してくるのはほとんどが驚いたり、危険を感じた時です。こちらから刺激するようなことは決してしないようにしましょう。
④死骸でも危ない
特に有害器官をもつ生物は死骸であっても危険な場合があります。また死んでいるように見えても実際は生きている場合もあります。おもしろ半分に手をだすのはやめましょう。
⑤装備によって予防する
自然のサンゴ礁の海で遊ぶ場合ウェットスーツや厚手のTシャツ、パッチ、軍手などをつける、固い底のある靴をはくなどの工夫によって、被害を防ぐことができます。
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もしも被害にあったら
受傷した場合の症状には生物の種類によってまた個人によってかなり差があるようです。したがって受傷した場合は軽症、重症にかかわらず可能な限り早く医療機関で医師の手当てを受けることが大切です。
医師にかかるまでは
・患者を休ませ安心させる。自分自身の場合は努めて平静を保つ。
・刺されたり、噛まれたところは動かさないようにする。
・海中の場合はあわてずまずは陸にあがる。陸では走らずゆっくり歩いて助けを求める。
・アルコール類などは飲まない。
など心がけましょう。
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何かご不明点がございましたら当院までお問い合わせください。
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